FPの小ネタ

保険営業に役立つ小ネタ集

<号外④>糖尿病に気づく!・糖尿病を防ぐ!

昨日に続き、今日も糖尿病に関するお話しです。

昨日は「合併症・免疫低下」という怖い面をお話ししましたが、今日は健康診断の数値で気をつけるべき点、そして普段からの予防策をお話ししますね。

 

★健康診断結果の数値でHbA1cヘモグロビンA1c)」という数値を見ていますか?

…私たちの身体は、食事で体内に入った糖をインスリンが分解してエネルギーに変えています。ところが、このインスリンが少なかったり、内臓脂肪によってインスリンの働きが妨害されると、血液内の糖が分解しきれなくなってしまいます。これが糖尿病です。

この状態を測るうえで、血液内のヘモグロビンの状態をみるのが「HbA1c」です。

よく「空腹時血糖」がその目安にされますが、これは日によって数値が大きく変わります。これも大事な目安ではありますが、数値のブレの少ない「HbA1c」に、ぜひ注目してください。

数値の目安は、

  6.5%以上   = 糖尿病である可能性が高い

  6.0%~6.4% = 糖尿病予備軍

  6.0%未満   = 正常値

…です。お家に帰ったら、健康診断結果通知を探して、この数値が記載されているかどうか、ぜひ確認してみましょう。

 

★糖尿病にならないための予防策

イクターネットで「糖尿病予防策」と検索してみてください。まさに山のようにでてきますね。医療機関・保険機関・医師…、いろいろな方が書かれています。

これらを整理すると、大きなポイントは2つです。

①食生活に注意する!

・ベジタブルファースト=野菜を先に食べたほうが血糖値の上昇が抑えられる。

・糖質+糖質は控えて=“ラーメン+ライス”というような組合せはやめる。

・腹八分目=食べすぎは禁物

・規則的な食事=食事は抜かないで、深夜の食事は避けて。

・よく噛んで、ゆっくり食べる

 

②運動しましょう!

・歩く=ちょっと意識して一駅、バス停ひとつ、20分。

・階段を使う=2階への登り、3階からの下りは階段で。

・スポーツをする

 

…いかがですか?

耳に痛いな~って感じられた方も多いのではないですか?そして、これって糖尿病予防のためだけでなく、幅広く健康維持のためには必要なことばかりですよね。

皆さん自身が気に留めるとともに、お客様にも指を折ってお話ししてあげてください。