【ショック】年金生活者は「毎月1日、飲まず食わずで我慢しろ!」
届きましたよ、今年の年金通知(下図)。
とうに「0.4%の減額」ということは知ってましたが、改めて通知という形で示されると、やっぱりショックなものですね。
傍らで、テレビのニュース番組では“値上げラッシュ”の報道が続くというのに…、
ここで私は声を大にして言いたい!
「お国は物価が下がってるから年金下げるって言ってるんだよ。こんな矛盾を、なんでワイドショーでは取り上げないの?!」と。
テレビ局が番組作るのにも、お国の顔色気にしないといけないんですかね?
以前、ここで「年金0.4%の減額」をお知らせしたときに、「365日×0.4%=1.5日、故に年に1日半は1円のお金も使うなと言われてる…」と書いたことがありましたね。
そう、年金の減額だけならこの計算になるのですが、そこに物価上昇が加わったらどうなります? ダブルパンチの再計算が必要になりますよね。
では、物価は現実にはどうなってるのか…、ここに総務省が発表する「消費者物価指数」というデータがあります。
確かに、昨年までは消費者物価は“横ばい”状態でしたが、今年に入ってから上がりはじめ、4月のデータでは「前年同月比2.5%の上昇」ということです。
品物によってはもっと上がっている物もあるのでしょうが、平均するとこうだということですね。
…ということは、年金で生活している高齢者にとってはどうなります?
「物価は2.5%値上がり」+「年金は0.4%減額」ということで、生活のためには『2.9%』の影響が出ているよということです。
1年365日の2.9%というと10.6日、ほぼ「月に1日」と表現しましょうか。
そう、お国は「年寄りは毎月1日は、飲まず食わずで1円のお金も使っちゃダメ!」って言ってるのと同じですよね。
「新しい資本主義」の中では「金融資産が2,000兆円、その半分である預貯金を投資に向かうように…」と言ってますが、これから先、いったいどうなっていくのでしょうね。
・滞っている預貯金
➡・投資への後押し
➡・お金が動き経済活性化
➡・ならば年金制度をもっと下げてもいいよね!
…なんて構図を考えられているとしか思えません。
まあ、お国に対してグチばかり言ってても仕方ないのですが、ならば今、私たちがなすべきことは…
①しっかり勉強して、何がどう変わるのかを理解する
②新たなルール(税制等)に乗り遅れないように
③自身の生活を守るための行動をおこす!」
…ということです。
頑張って、頑張って、頑張って作り上げてきた資産、この「お金君」達がしっかりと「働ける」ようにすることが肝心ですよ!!