FPの小ネタ

保険営業に役立つ小ネタ集

介護⑥「介護施設」を整理すると…

 


自宅での介護が難しくなったとき、自ら「安心できる終の棲家」を考えるとき、施設介護という道を探すことになるでしょう。

よく、「そのときは施設に入るから…」と簡単におっしゃる方がありますが、実際には介護施設には沢山の種類があり、誰でも思うままに選べるというものではありません

探すとなったら、ケアマネさんとよく相談し、施設の「特徴・費用・空状況・立地」など、希望する条件にできるだけ則した選択ができるようにしていってください。

下表は数ある介護施設から抜粋し一覧表にしたものです。

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(注意)印の〇・△は施設によって異なります。

(注意)費用は一般的な額ですので、実際は施設によって異なります。

 

特に着目していただきたいのが…、

特養・老健・介護医療院は、「要支援」状態では基本的に入居することはできない

老健は“医療施設”としての意味が大きく、そのために利用料は特養より高い

★以前の「介護療養型医療施設」は、法改正によって新たな開設はできず、「介護医療院」にシフトする。

…というところでしょうか。

 

『今は夫婦ともに介護が必要な状態ではないが、将来のことを考えて、終の棲家として安心できる施設に今のうちから入りたい』という方も増えています。

皆さんのお住いの近くに、同市内・県内に、どんな施設がどれだけあるのか…、一度インターネットで検索してみてください。

民間機関のホームページも多くありますが、各都道府県のホームページからも検索できるところ多いですよ。

 

次回は介護という観点から少し広げて、「終の棲家」について考えてみましょう。