<働・健⑨>「広島県働き方改革実践企業認定制度」をご紹介します
「働き方改革」、そして「健康経営」、それぞれスタートラインが異なり、別個に走り始めた取組みではありますが、『長時間労働・過重労働を削減し、従業員が心身ともに健康で、未来に向けて強い会社にしていく』というベクトルは同じであり、目安となる項目も相当に重なっています。
私はよく、「攻めと守り」の両面から考えましょうとお話しするのですが、
★「企業イメージを向上させ、売上増・利益増につなげていく“攻め”の働き方改革・健康経営」
…という視点を、経営者の皆さんには意識していただきたいと考えています。
そんな観点で、「働き方改革」「健康経営」をセットで後押ししようというのが、「広島県働き方改革実践企業認定制度」です。
この制度、注目は「広島県+商工会議所連合会+商工会連合会」という、行政と経済団体が一緒になって運営しているという点です。
先日ご紹介した「経済産業省資料」を見ても、この協力体制で臨んでいるのは広島県だけでしたね。
そして、皆さんにもご覧いただきたいのが「ヒントひろしま」というサイトです。
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/hint/
認定制度に関する情報はもちろんですが、既に実践されている企業の事例(良い点・反省点ともに)が多数掲載されていますので、これから取組みを始めようと考えている企業の皆さんには必ず参考になると思います。
経営者・管理職の皆さんには「何のために」「どうなるために」という、ブレない将来像をしっかりと見据えていただき、それを実現するために、従業員の皆さんと一体となって「何をする」という絵を描いていっていただきたいと思います。
そんな「道程」や、「全国各地の取組み」を情報としてお届けすることも、皆さんがコンサルタントとして取り組んでいくべきことですよ。