<働・健⑩>コロナ時代の「健康経営」
カレンダーが11月にかわり、今年も残り少なくなってきました。
年始、中国~欧米でのコロナ拡大ニュースに始まり、あっという間に日本を含めた世界中に拡大、経験したことのない「自粛」生活となりましたね。
二度の波を経験し、その間に仕事・家庭ともに“新たな生活習慣”が根付いてきているのではないでしょうか。
地域に寄っての違いはあるでしょうが、
・在宅勤務、テレワークの導入で、家で仕事する機会が増えた
・出かけることを自粛し、自宅以外での活動が減った
・飲食、レクリエーション等、人前に出かけることが減った
…というような点は共通しているのではないでしょうか。
すると、どんな変化が生まれているか…、こんなアンケートデータがあります。
「そりゃそうだ」という感じですが、やはり皆さん運動量が減り、よって体重の増加し、健康意識が高まっているという結果です。
そして、仕事をする上でも…、
…というような声が聞こえてきます。
一番下の「生活の変化なし」というのは11.7%、即ち約9割の皆さんが何がしかの変化を感じてますね。
更に注目するのが、「会社でも家庭でも、ストレスが増えている」という方がこんなに上位にあるという点です。
慣れた生活のリズムが変化し、“気分転換”の場も作りにくいというのが原因なのでしょうが、この“新生活”はまだまだしばらくは続くと考えなければならないでしょう。
そうすると、企業経営者側がこれから考えていかなければならないキーワードは…、
★メンタルヘルス対策
★運動機会の増進
★感染防止対策
…ということに集約されてきます。
まさに「健康経営」で取り組むべき項目です!
従業員を守り、会社を守り、さらに強い会社にしていくために、「当社は積極的に健康経営に取り組みます!」という姿勢を示すことが肝心ですね。
次回は「まとめ」として、「働き方改革と健康経営のセット導入」を、“どのように提案していくか…”をお話しします。