<働・健⑥>「健康経営」で、こんな良い効果が!
今日は、“健康経営を行うことで得られる効果”についてお話しします。
経営者の皆さんはもちろんですが、事業所に伺っている営業マンの皆さんも、ここはしっかりとお話しできるようであってください。
じゃないと、「メリットが感じられない…」「面倒くさい…」「それどころじゃない…」と言われてしまい、話はそこから先には進まなくなってしまいます。
ただ、この効果は、明日すぐにあらわれるものではありませんし、健康経営のおかげでの効果かどうか判定しづらいものでもあります。
中長期的なビジョンをしっかりと意識して、ブレることなく継続していくことの大切さも理解してくださいね。
では…、
「健康経営」で得られる効果には、大きく分けて「内的」な効果と「外的」な効果があります。
まず「内的」な効果としては…、
★社内(経営者・従業員)の意識が向上する
★それによって「生産性」に対する意識が高まる
★同じ方向に歩むテーマが明確にあることで、従業員の参画意識が高まる
★同じ方向に歩むための「コミュニケーション」が向上する
★従業員の「離職率」が低下する
★従業員の「満足度」「モチベーション」が高まる
…などが考えられ、結果的には「結束力の強い会社・元気な会社・生産性の高い会社」になることができます。
次に、「外的」な効果としては…、
★「認定制度」によるグッズ(ロゴマーク等)によって企業姿勢をアピールできる
★「認定制度」によるインセンティブ(融資利率・保証料優遇)を活用できる
★採用希望者が増加する
…などが考えられ、結果的には、顧客・取引先に対する「企業イメージ」が向上し、業績の拡大が期待できます。
「そんな、いいことばっかり…」と疑ってる方もあるでしょうか…?
では、2つのアンケート結果をご紹介しますね。
まず、「取組みを始めた企業に、“やっぱりや~めよ”と考えている企業はない」ということです。
そして、取組みを開始した企業が「こんな効果があった」と答えている項目が…、
というように、前述の効果は間違いなくあらわれているということです。
実際の企業さんからの“生の声”ですので、ぜひ素直に受け止めていただきたいと思います。
では、次回は「顕彰制度」や「インセンティブ」をご紹介しますね。