所得税②個人事業主の「必要経費」を知る!
月~火と出張していましたので、ちょっと間があいてしまいましたが、改めて「税」の面からのワンポイントネタになるよう、続けていきますね。
今日は、個人の所得税の仕組みにおいて、大きな節税効果となる「所得控除」についてお話しします。
個人事業主も、サラリーマンも、所得の種類が違っても“使える所得控除を使わなかったらもったいない”ですよ。
まずは皆さんがきちんと理解して、多くのお客様に教えてあげていただきたいと思います。
事業所得者、給与所得者の所得控除をあげてみると、これだけありました。
まあ、ここについては毎年の年末調整や確定申告で目にされていることでしょうから、全部を一からご説明するつもりはありませんが、「影響度の大きなもの」「直近で改定されたもの」という観点から赤文字にしている6項目については、ちょっと丁寧に見ていきましょう。
①必要経費
…必要経費として収入から差し引きますが、個人事業主にとっては「事業」のためと「プライベート」のための区分が曖昧になる物も多く、「按分」する割合についてはきちんとした根拠が必要です。
「領収証」を保管するとともに、エクセル表などで通年管理していくと申告時が楽になりますよ。…領収証自体は申告で提出する物ではありません。
…必要経費の一覧と注意点をまとめると下表のようになります(字が小さくなって読めないかな?)
次回は赤文字の2つめ「給与所得控除」についてお話ししますね。