<働・健⑧>「健康経営」でのご褒美(インセンティブ)とは?
昨日は「健康経営優良法人認定制度」についてお話ししました。
今日は、それに加えて、行政機関・金融機関が実施するインセンティブ制度をご紹介します。
このインセンティブ制度、大きく分けると…、
①健康経営を実践する企業を認定し公開することで企業PRに役立てる
②入札等の評価時に加点する
…のようなものがあります。
更に、全国の取組みとして、
④ハローワーク求人票に優良認定の旨を記載する
…というものもあります。
上記①~③を都道府県別にまとめると…、
※表中の優良認定制度は、前回ご紹介しました「健康経営優良法人認定」とは異なり、県・市等で別途認定制度を実施しているものです。「私の町はここにないから認定は受けられない」と誤解しないでください。「健康経営優良法人認定」は全国の企業が対象です。
見づらい表になってしまってたらごめんなさいね。
詳しくは、経済産業省のホームページや、各金融機関のホームページ等で確認してください。
地域によっての温度差は感じますが、この表は「2020年3月現在」のものですので、これから追加されていくものも多くあると思います。ぜひ最新の情報に注目していってください。
ただし、「インセンティブを目的に健康経営を行う」のではありません。
あくまでもプラスアルファの“ご褒美”と位置付けて、本来の目的を見失わないようにしてくださいね。
上表をご覧いただくと、広島県の欄に「広島県・商工会議所・商工会」という記載があります。ちょっと異質でしょ?
これは、行政と商工団体が一緒になって、さらに働き方改革の実践とも兼ね合わせた認定制度があり、特筆する価値あるものと感じます。
次回はこれをご紹介しますね。