FPの小ネタ

保険営業に役立つ小ネタ集

新年度になりましたね!

 2022年4月1日、コロナは収まりつつあるのか、はたまた再度の拡大なのか…、なんとも不安な状況で新たな年度を迎えました。

 ちなみに、今日は私の62歳の誕生日、この歳になって誕生日がなんなのよというところですが、多くの皆さんからお祝いメッセージをいただきましたので、改めてここで御礼申し上げさせていただきます。ありがとうございました。

 

 さて、誕生日の話はさておき、皆さんはどんな新年度を迎えましたか?

 良い天気、桜満開、暖かい…、最高の日和ではありますが、今日は厳しいお知らせをお伝えせざるを得ません。

 ここ数日、テレビのニュースでは「4月からの値上げ品」についての報道が続いていますね。

 コロナの影響で、世界中の部品工場の生産量が減少してしまったために、自動車や電化商品の製造が追いつかなくなってる…、ウクライナ問題で小麦等の供給が足りない…、両方の要因で世界中の流通が滞っている…、理由はいろいろありますが、私たちの生活にもストレートに影響していることは認識しないといけませんね。

 

 下表は4月からの値上げ品目の一部です(あくまでも一部です)。

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食料品、日用品、公共料金など、避けては通れないものばかりですね。

元気がでる話題ではありませんが、日々のお客様との会話においても押さえておいていただきたいと思います。

 そして、その反面で「値下がり」するものがあることも、メリハリつけてお話ししていってください。

 そう、先日お話しした『基礎年金の減額』がここにあたります。

 先日は「0.4%の減額ということは、365日×0.4%=1.5日は、1円のお金も使うことなく生活していかなきゃいけない…」と申し上げましたが、そこにこの値上げラッシュとなると、いったい何日絶食しないといけないんでしょうね。

年金生活者への5,000円給付」なんてな案もありましたが、そもそも年金で生活していない国会議員の皆さんですから、日々の生活に対する年金の重みなんてなものはわかるはずもなく、白紙に戻ってしまったようです。

 

 「年金は減る」+「物価は上がる」という厳しい環境下、結局求められるのは「自分でなんとかしなきゃいけない!」ということです。

 以前にもお話ししましたが、I-DECO・NISA・変額保険等を利用して、“お金に働いてもらう”工夫の必要性は、さらに重みを増しているということです。

毎月に5千円でも1万円でも…、なんとしてもコツコツと運用していくことは不可欠です。「長期・分散・平準」のキーワードを忘れずに、お客様も・皆さん自身も備えていってくださいね。

 

 でも、「運用ってリスクもあるし…」と躊躇してます?

 ならば、今日は最後にこんな数字をお伝えしましょうね。コロナウイルスが世界中で問題になりはじめた2020年2月末の株価と今を比較したら…」という数値です。

日経平均=130.9%
☆ニューヨークダウ平均=136.5%…なんですよ。

もちろん、日々の上がり下がりはありますし、今後も今以上に上がっていくという保証はありませんが、ほんの2年という期間で1.3倍もの運用結果になっているというのはウソではありません。

 

 自身で方法を考えて・判断し、定期的に・冷静に軌道修正していけば、冒頭にお話しした「物価上昇+年金減額」という現実にも耐えていけると思います。

 

 しっかりと勉強して、「頼りになるアドバイザー」になること…、今まさに皆さんに求められている姿ですよ!