FPの小ネタ

保険営業に役立つ小ネタ集

<号外>安倍総理が実践する「健康経営」!

今日はちょっと寄り道させてください。

今、テレビのニュースもコロナウイルス一色ですね。

このブログでも、これまで「糖尿病の怖さ、抵抗力の低下」とか「事業者支援制度」についてお伝えしてきましたね。

もう少し、この話題に関してです。

 

2月末、安倍総理が突然「来週から小中高等学校は休校してください」と求めました。

ニュース番組等では、すぐに「突然そんなこと言ったって、共働きの家庭ではどうすればいいの! そんな対応できないでしょ!」という反対の声があがりました。

親御さんのインタビューの声、学校の先生の声、市・県の偉い人たちの声…、いろいろ報道されましたね。

 

でも、私はこの数日を見ていて、安倍総理は、日本株式会社の経営者として、健康経営を明確に実践している」と、感じています。

日本株式会社の従業員である国民への感染を防ぐことで、顧客である諸外国からの信用信頼を損なうことなく、経営を維持していくという、経営判断でした。

まさに経営者として「私が判断して決めました」と言い切ってましたね。

私は自民党員ではありませんが、今回の判断・姿については拍手です。

反対意見をおっしゃった県知事さん・市長さん、あなたはその反対意見に「何がおきても私の責任で反対します」と言えますか?

何が何でも拡大を防ぎ、1日も早く改善の方向に向かわせることは、経営者としての責務だという、強い認識をもっていただきたいと思います。

 

そして、これは各企業にとっても同じです

自社の従業員から感染者がでた⇒他の従業員にも感染の恐れがある⇒会社名が報じられ、取引先にも知れ渡った…、となってしまったらどうします?

ましてや、従業員の「社長に休むな!って言われたんです」なんてインタビューが報じられたら…、これはもう会社経営を揺るがすことにもなりかねないですね。

従業員が健康であること、そして経営者が強いリーダーシップをもって健康に配慮していること、この姿を示すことは、まさに健康経営への取組みです。

 

今、各生損保は自ら健康経営優良認定を受け、会社として健康経営の普及に取り組んでいますね。

そのための活動を求められている皆さんも多いと思いますが、今こそ、この「安倍総理の健康経営」という見方をお客様に伝えてみてください。

“もし、自分の会社で…”とイメージしていただくことができれば、皆さんの声も社長さん達の心に届くのではないでしょうか。

 

改めて健康経営の趣旨と、経済産業省へのリンクを書いておきます。

<健康経営の趣旨>

「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されます。

経済産業省リンク>

健康経営の推進(METI/経済産業省)